テラスガーデン美浜リゾートＰｒｅｓｅｎｔｓ【我が家】のブログ

はいさい！「琉球ナビゲーター」の儀間です。

普通に暮らしてゆけることのありがたさをしみじみと感じた2023年がまもなく終わります。

今回は本土とはちょっと違う沖縄の年末・年始の風景をご案内いたしましょう。
いつの頃からか、沖縄でも年越しそばを食べるようになりました。
沖縄の年越しそばは「沖縄そば」です。
沖縄そばの麺は小麦粉の麺で茹でられて油をまぶされて販売されています。
食べる前に熱湯で油をすすぎ盛り付けます。
大晦日の市場にはこの麺や具材の豚肉やかまぼこを買い求める人たちでごった返します。


年越しそばを食べ終わるとまもなく新年です。
神社やお寺で新年を迎える方も多いかと思います。
沖縄には神社やお寺がそれほどありません、那覇市の波の上宮、宜野湾市の普天間宮など有名な寺社には多くの人で賑わいます。
そして、新年、あくまでも一般的な話ではありますが本土ではお屠蘇やお雑煮などで新年を祝うこともあるかと思います。
しかし沖縄にはどちらの習慣もありません。本土の皆さんが思い浮かべる数の子や昆布巻きなど縁起物が入ったおせち料理もありません。
それでは一般的な沖縄の家庭ではお正月に何を食べているかといえば、から揚げやエビフライ、焼き鳥などが盛り込まれた「オードブル」が正月の食卓に並ぶ家庭が多いかと思います。
ただ、椀物は「いなむるち」と呼ばれる白みそ仕立ての豚汁のようなものや、「中身汁」という豚のもつをすまし汁でしたてた椀が多く出されます。
田芋でんがくという沖縄風きんとんも良く出されます。
一般的なお祝いの料理がお正月の食卓を飾ります。

年末・年始の沖縄の風景をご紹介しました。

今年一年、ありがとうございました。
辰年が皆様にとって輝かしい年になりますよう祈念しております。

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