テラスガーデン美浜リゾートＰｒｅｓｅｎｔｓ【我が家】のブログ

はいさい！「琉球ナビゲーター」の儀間です。

全国的に残暑というには厳しい暑さが続いていますね。
暦をみると今度の火曜日17日は「中秋の名月」です。
沖縄地方は南の海から雲の渦がどんどんやって来て、ちょっと天気が心配なのですが、美しい月が見れるといいですね。

沖縄で八月十五夜の日に行われる行事には「獅子舞」と「綱引き」があります。
ここでは沖縄の獅子舞をご紹介したいと思います。
本土の獅子舞は獅子頭に胴体は風呂敷のような布をまとっているものが多いかと思いますが、
沖縄の獅子舞の獅子は一言で言うと「着ぐるみ」です。足元まで毛むくじゃらのいでたちです。
獅子頭と前足を担当する者と後ろ足を担当する者で操ります。

八月十五夜の日を中心に各集落の公民館のような場所で行事が行われます。
私が見た浦添市「勢理客の獅子舞（国選択無形文化財）」では、最初に祝儀舞踊が踊られ場を清め、
そのあとに地域の保育園、幼稚園の子供たちが手作りの獅子で登場しました。
とてもかわいい演舞に会場は大いに盛り上がり、そして本番の獅子舞が行われました。

外部の人の獅子舞の観覧を制限している集落はあまりありませんので、地域の行事に参加するのもとても良い経験ですが、
なにぶん公民館は集落の中にあり、駐車場もあまりありませんので、いきなり行くと戸惑うこともあるかと思います。
そこでオススメなのが今年初めて行われることになった「第1回浦添獅子舞フェスティバル」です。


10月5日 (土曜日)13:00〜17:00で浦添市立神森小学校　体育館で行われます。
入場無料で車での来場OKということです。フードカーの出店もありますので、お祭り気分で参加できますね。
参加団体は先ほどご紹介した「勢理客獅子舞保存会」の他に「仲西獅子舞保存会」、「内間獅子舞保存会」が出演します。
各地の獅子舞を見比べる機会はあまりありませんので、この機会にいかがですか。

今回は八月十五夜にちなんで沖縄の獅子舞のご紹介でした。

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