2024年11月07日

祝 【世界遺産 泡盛】

はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。

皆さまは「国酒(こくしゅ)」という言葉をご存じですか?
国酒とはその国を代表するお酒で日本の国酒は日本酒、本格焼酎、泡盛、本みりんの四つです。
これらのお酒に共通するのは「麹菌」を米等に生やした「麹」が使われていることです。
先日、泡盛の酒造所見学のご紹介をしましたが、今月5日朝、ユネスコの評価機関は日本が提案していた「伝統的酒造り」について
無形文化遺産に登録することがふさわしいとする勧告をまとめ、発表したというニュースが飛び込んできました。
日本のお酒文化が世界遺産になるのです。
この中にはもちろん「泡盛」も入っています。

そこで今回は 祝 【世界遺産 泡盛】ということで、泡盛についていろいろとご紹介していきましょう。

祝 【世界遺産 泡盛】


さて、まず、泡盛の原料をご存じですか?誤解されている方もいるようですが、泡盛の原料はお米です。
ただ日本酒と違って私たちが日ごろ目にして食している「ジャポニカ種」ではなく、「タイ米」と呼ばれている「インディカ種」のお米です。
高温湿潤な沖縄の気候の中でお酒を造る場合、温度管理が難しくなります。
タイ米は日本のお米に比べて、お酒を造る場合の温度管理が容易いため泡盛は原料としてタイ米を使っているそうです。

それでは泡盛はどのようにして誕生したのでしょうか?
15世紀始まりごろ、琉球は中国、東南アジアの国々と広く交易していました。
その中で特にシャム(現在のタイ)からもたらされた蒸留酒が泡盛のルーツだと言われています。
この時期に酒造方法が伝わり、それが沖縄にあった黒麹菌と出会い「泡盛」が誕生しました。
世界各地で麹菌を使った酒造りが行われていますが、「黒麹菌」のみを使って作られているお酒は
世界中でも沖縄の泡盛だけだそうです。

さて、今度は泡盛の名称についてですが、いくつかの説が伝わっています。
まず、泡盛を注いだ時の「泡」の出来具合で品質を見たという説、当初は「米」ではなく「粟」を使っていたからだという説、などがあるようです。

泡盛についての色々と紹介していきました。
世界遺産「泡盛」、これからも楽しく、美味しく、飲んでいきたいと思います。

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Posted by テラスガーデン美浜リゾート at 21:02│Comments(0)
 
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